These are all original novels written in Japanese.
春休み、主人公のヒマリと友だちのユウヤは、通っている体操教室が主催するスキーキャンプに参加していた。スキー場では、前年の夏休みに知り合ったツキハという女の子と再会し、ビックエアというスキーのジャンプ大会への参加を誘われる。
その日は新月でスキー場の空に月がなかった。ホテルでの就寝後、ヒマリは過去を思い出す。ヒマリには秘密があった。そして、その秘密にはツキハが関わっていた。
ビックエア大会のジュニア部門、ジャンプするチャンスは2回だった。ヒマリは決勝戦で一度目に失敗し、バランスを崩して転んでしまった。そして2回目は・・・。
とても可愛がっていた猫が死んでしまった時、我が家でこれまでに飼っていた猫や犬のことを記録に残したくて一気に書き上げた作品です。
幸せに暮らしていた猫のひゅうまが、亡くなる前に、同じ家で暮らす犬のハナに「この家の猫たちの物語」を引き継ぎます。
猫の物語には楽しいことだけでなく、現実的で残酷な話もあります。昔、動物病院が余りなかった頃は、生まれた子猫は捨てられる運命でした。
スキーが上手い以外に何の取り柄もない主人公が、楽しい仲間たちとゲレンデで過ごした日々のお話しです。
車山高原、苗場、お茶の水のスポーツ店街、斑尾高原、白馬が舞台になっています。
日頃の疲れや悩みをゲレンデに来て解消する、そんな楽しい時間には終わりが近付いていました。ごく身近にあった事件、そして段々と狭まる捜査の手、彼らの滑り行く先はどこでしょうか?
ロサンゼルスやグレートキャニオンを舞台に、一通の手紙から一枚のメモで終わる、回想を綴った物語。
机に置かれていた暗号文、それは「あなたのセンスにほれました」のメッセージ。その意味を理解できないまま、手紙を交わし、やがて心を囚われて行く。
そんな時に友人からドライブに誘われ、仕事と恋の相談を受ける。しかし自分のことで精一杯のため相手にせず、その後、友人は命を絶った。そこから出会いと別れを繰り返し、傷心でロサンゼルスに旅行に出掛ける。